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新駅需要予測調査について


千曲市では、平成28年度事業で、新幹線の新駅が千曲市内に新設された場合の、1日あたり利用者数と、新駅設置による経済波及効果を推計するため、「千曲市新幹線新駅需要予測等調査」の外部委託事業を実施しました。

  • 委託調査費: 約800万円(推定)
  • 調査契約先: パシフィックコンサルタンツ株式会社  

予測の前提条件

  • 予測時点: 平成35年(2023年、北陸新幹線 金沢~敦賀 開業時)
  • 停車本数: 片道15本、20本、25本(3パターン)
  • 推計方法: 

平成27年に実施したWebアンケート調査による、新駅利用意向や新駅設置による利用交通手段の変化に基づき、

国が示した需要予測方法に整合した4段階推計法により、交通工学に基づく理論的な推計モデルを構築し、新駅の利用者を推計。

北陸新幹線停車本数

(片道、平均)

金沢駅 44本

富山駅 44本

長野駅 41本

上田駅 25本

飯山駅 13本


予測のケース想定

利用者数の予測結果

2,500~2,800人/日

(1日あたり乗降客数)

経済波及効果の算定結果

県外からの来訪者の増加による効果

27~38億円/年

(税収効果 0.6~0.9億円/年)

 

新駅設置を契機とした人口定着効果

約5~55億円/年

(税収効果 0.1~1.4億円/年)

県全体への1年あたりの金額)

(参考)

長野県人口 約208万人

千曲市人口 約6万人

      ( 2.9 %



(参考)白山駅誘致活動

石川県白山市では、平成23年より約5年間に渡り、森喜朗元総理や稲田朋美議員なども交えて、市内に新幹線駅(白山駅)の誘致活動を続けてきました。

しかし平成29年3月、「福井先行開業等検討委員会」(与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム)は、JR西日本には新駅設置により年16億円も収支が悪化する予測から新駅設置の考えが無いことを踏まえ、『白山駅の検討は行わない』と結論付けました。

これを受け、白山市では4月に白山駅誘致を断念、5月に期成同盟会を解散しました。

石川県 白山市

  • 人口 11万人(千曲市 6万人)
  • 利用者予測 約6,700人/日(千曲市 2,500~2,800人/日)
  • 建設費試算 約100~150億円(千曲市 45~60億円)
  • 隣接駅間距離

   【金沢駅】  【上田駅】

    約15km    約19km

   (白山駅)  (千曲駅

    約12km    約14km

   【小松駅】  【長野駅】

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